Fallout3とNXEの会

Fallout3というゲームの体験会があり行ってきました
まずFallout3というゲームとは何ぞや?
という所から簡単に説明。
オブリビオンを制作した会社が制作したRPGなのですが
広大なマップを歩きながらクエストを受けて最終的な目標に向けて
ゲームを進めていくというスタイルで見た目はFPSに近いです。
実際、FPSと同じような感じでの戦闘も可能ですが
セミリアルタイムのコマンド入力型戦闘も可能で
どちらかというと後者を主軸に戦っていく。
と言ったようなゲームです。
では実際どうだったでしょうか?
■死にまくり
FPSを遊んだ経験はあるものの
酔う。追いつめられると照準が滅茶苦茶になる。という
ゲームを制作している立場とは思えないほどの
有野課長ばりのおぼつかなさがあり死にまくりでした。
かといってVATS(*1)で戦っても弾は外すダメージは与えられないで
本当に死にまくりでした。
あまりの迷走っぷりにゼニマックスの高橋さんから
アドバイスを貰うほどに(w
■スペランカー先生
ではないけれど、高いところから落ちたら死にます。
なんとなく死にそうな気はするけど…
と、思いつつ飛び降りたら死にました
■狙ったところに弾は飛ばない
FPSと決定的に違う点として
必ずしも照準の向きに弾が飛ばない
という所です。
これは武器の状態などの要素から精度が変わってくるらしく
この要素がFPSではなくRPGである要因の一つでもあります。
■VATSのコツ
この体験会で遊んだ感触での結論としては
最初は多少ダメージをくらってもとにかく
超至近距離でのヘッドショットを狙った方が効率がよい
という所に落ち着きました。
ちなみにVATS無しで進めるとほぼ確実に弾不足となるそうです。
そして質問セッションではこんな事を聞いてきました
■言語・表現規制以外でのローカライズは?
個人的なローカライズのイメージとして
原点にあるのがウィザードリィであれのローカライズは
モンスターデザインを一新。国内デザイナーを起用して
日本向けに制作。他にもファミコンというハードの特性を
生かしたローカライズがされた。というイメージがありました。
ところが、最近ではそこまでローカライズされることもないので
実際の所そういうローカライズというのはまず検討されるのか?
というのも気になったので聞いてみました。
で、その回答が…
ビジュアル面に関してはプレイヤーキャラのフェイスが
変更可能という所からオリジナルから変更無し。
それ以外でも規制面以外ではオリジナルのままだそうです。
実際、キャラクタ作成時に色々なバリエーションから選べ
海外タイトルにしては日本でもいけそうなデザインになっていました。
ただ、カメラのスピードは調整しているそうです。
それ以外での質問はこんなのがありました
■表現規制について
まずこの部分について
国内ではCERO Dを目標に作られたそうですが
早い段階からDでは無理という結論になり
それならばというところでZスレスレのラインを
狙う作りをしようという事になったそうです。
VATSでは部位単位で狙う事が可能で
腕を吹き飛ばしたり足を吹き飛ばしたりと何でもありです。
が、国内ではCERO Zでも大丈夫な訳なく
(違う路線どころではSCHOOL DAYSでも「鮮血の結末」では
血がカットされちゃっていましたよね)
部位欠損はカットされています。
また核爆弾で街を1つ吹き飛ばすという要素も
カットされたそうです。
■ストーリーの尺は?
ストーリー本編だけ追うと20~30時間
全てを追うと100時間は軽く超えるそうです。
また、同時にNXEの説明もあり少し触ってきました。
そこで気になっていた部分・印象・聞いてきた話を簡単に…
■アバターと右アナログコントローラ
アバターはいかなる場面において
右アナログコントローラでキャラの頭の向きをいじれたり
エモーションを呼び出せたりとちょっと遊べたりします。
■初音ミクは作れない…しかし
大変残念なお知らせですがリリース直後の状態では
髪の色のバリエーションに緑色系が存在しないのと
ロングヘア系の髪型が一つも無いため初音ミクは無理です。
が、鏡音リン・レン(*2)はいけそうです
■ゲーム毎のアバターパーツ
これは今後導入検討されているそうです。
遊んでいたゲームのキャラクタ。
人気のあるキャラクタをアバターにして
それをゲームに登場させるという部分は
なんだかんだ言ってもやっぱり楽しいものなので
パーツが増えていく可能性があるというのは
アバターの仕組みとしてはかなり良い方向へ行きそうです。
ちなみにぱっと見た印象の段階で既に
某京都あたりの会社がやっているアバターを
大きく上回っていると言うことは良く分かりました。
■ガイドの色は変えられる?
変えられませんでした。
■これまでに買ったテーマは?
背景のイラストはそのまま残る形になるが
ブレードのデザインは呼び出し不可
■動画コーデックは?
今回のアップデートではUI系の一新が中心であるため
それ以外の部分については現状維持
■音楽プレーヤーで気になったところ
今度のUIでは透過のデザインでは無くなっている為
音楽再生中は背景が隠れちゃっていました
さて、今回のNXE最大の目玉となるアバターですが
何かのキャラクタに真似たアバターを作りたい場合
目標となるキャラクタを決めて作るのではなく
パーツの種類からどのキャラクタならいけそうか?
というスタンスで作っていくと作りやすいかもしれません。
この写真はFallout3の体験会で貰った
Vault Boyのフィギュアをモデルに
DB-BOX360のいちさんが作ったアバターです。
(これを作っている時に僕が横からあれこれ口出してました)
 
(*1)
VATS=部位単位で攻撃対象の箇所を選べるシステム。選んでいる時は時間が止まるのでじっくりと選べる。
 
(*2)
鏡音リン・レン=VOCALOID2キャラクターヴォーカルシリーズの第2弾の双子。
Xbox360と縁のあるところで、下田麻美さんが声を担当しています。
 
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