ファニーダンシングについて思うこと 最終回

今回のテーマ
「映像作品としての棲み分け」

今回の話はXNAとは直接関わりは無い話になってしまうのですが…
既に公開している通りでファニーダンシングの動作映像をYouTubeとニコニコ動画にアップしてあります。
実はこの動画というのは頒布するディスクに収録されている物と内容としては同一の物だったりします。
ここで頒布物と同じ物を事前に公開するのはどういうことだ?
という話になるのが一般的な話になってしまうのですが
これは、ここ数年、インターネットでの動画配信が問題になっていることに対する
個人としてのメッセージの意味を込めてこのような形にしております。
特に最近、動画配信サービスについての苦情や地上波放送における
収益面や権利的な部分の歪みを公の場で発言して話題になっているのをよく目にします。
確かにどの話も一理あって簡単に結論は出せる話ではないのですが
少なくとも技術革新のスピードは常に予想を超える早さで進んでおり
時代に合わせて立ち振る舞いは変えていかないとこの世界は生きてはいけない
というのが持論として持っている部分でもあります。
なにより、一番に目を向けなければいけない「楽しんでもらう人」という存在を
軽視してはいないだろうか?という気がしてなりません。
特にファニーダンシングみたいなタイプのコンテンツはかなり特殊であるので
まず、多くの人に見てもらってからがスタートできるものだと考えています。
そこで、両立できる方法の一つとして動画配信サービスを利用して低画質だけど
一通り見れる。それに対してパッケージではやれること・遊べることが増えていたり
品質を上げたりすることによって棲み分けは出来ないものか?
という考えからこのような形を取ることにしました。

最後に…

これまで4回に分けて「ファニーダンシングについて思うこと」として書いてきましたが
今回のソフトはゲームハードで動作するコンテンツという側面。
アニメーション・映像としての側面で今、思っていることを全て
詰め込むことが出来たと思っています。
いよいよ、明日、コミティアで頒布いたします。
当日、会場ではPSPによる動画デモも予定しています。
願わくば、多くの人に見ていって、楽しんでもらえればと思います。

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